げーむの跡

襟足の行方

山田さんと太郎さんの話

蒸し暑く眠れないしじゃあらいぶびゅーいんぐの感想でもって書きたいんですが、ちょっと胸が溢れそうになるのでやまたろの話をします。(唐突も甚だしい)(そしてネタバレっちゃネタバレ)




デビュー前後はにのみあさんのファンでいてまあこうしてかくかく然々さくらいさんの担当をしていると「あなた山やまおっしゃってますけどやまたろに関してはいかがお考えで」「なんだかんだで磁石に関して腹にイチモツお持ちではないか」的なご意見ご感想風の検索をいただいていたことがあります。それを象徴するかのようにでもないですが「・・・・あっ、磁石ってそういうこと!」とピンと来なさすぎなくらい磁石アンテナは確かに脆弱です。これは別に意識的に避けてるわけでなくて、たぶん当方が男兄弟のなかに育って来たからだと思うんですよ。昨今テレビ誌でもコンビもえの検証がなされてしまうどこか味気ない時代において、時として男子校呼ばわりされるゾーンに分類されることも空気は感じています(他さくらば)(さくらばの話は長くなるから割愛)。ただ、どこまでもふざけあってて楽しそう・・けどちょっと掃除してくんないかな?的なその概念に女子の女子側からしかみていない希望的観測が含まれすぎいるところがちょっと未だに飲み込めないんです。悲しいかなそこまでふざけ続けるどころか寡黙の一途の輩もいれば、ある意味女子よりじとーとしてたり薔薇色のところもあったりするのが男の世界だと当方はおもっているので、ふざける=男子という略式で済ますには説明がほしいというのが正直なところです。そして「よく喋るようにはなったけどこの行事なかったら卒業まで絶対話してもなかったよね」という初めの距離をなんだかんだ引きずってるのも一番は実はここのひとたちだと想うので、正直ぴかんちを最初にみたときはいいのこんなあて書き?って勝手にドキドキしたのが昨日のことのようです。波長はあうんだけど方向がやっぱり違う的な。*1このちょっと落ち着かない感じが当方のアンテナ登録に至らないところなんだろうなと想っています。だけどね、だからかな、初日メイステから海側フラアレンジのステージまで大地を徒歩移動中そんな二人が前方集団の会話からも外れて後ろのほうで何こしょこしょはなしてんのかなーっておもってたらやおら片方が「山田太郎です!」ていきなり自己紹介するじゃないですか。それまで アレちょっと陽に当たりすぎちゃったかなーってなっていたような方のひとがその日そこまでの今日イチの笑顔でのけ反りながら大笑いするじゃないですか。あんな綺麗なハワイの夕陽を受けながらでてくる単語じゃあないですもんね。記念すべき15周年のしかも海外公演で絶対にチョイスしないでいい内容でいて、あのとき一番適切でもないトーク運びでありながら、あのときはそれでなければならなかった単語それが山田太郎。ああもういいです山田太郎でいいですふたり元気でふざけてりゃあワケわかんないけどそれでいいです・・ってなりました。女子ってのうは答え欲しがったり放棄したりしたくて男の霞みをみるのだなと想いました。よってここに2014年9月19日を山田太郎の日と個人的に制定します。あの海で山田!と君が言ったから今日がわたしの磁石記念日。16年目にしてわたしのアンテナにものがたりがひとつ登録されました。いくつになっても初めてのことばかりでありがたいことですおたくみち。

*1:sjは見ている方角が一緒で着手順が違う、とそういった差違