げーむの跡

襟足の行方

デジタルの意味を考える

それこそ一年くらい前、まだまだ身の回りの喧騒も甚だしい時に舞い降りていた幸運について。

 

 

デジタルやら顔認証やらなにやらお初な響きに緊張の入場のその時の話です。とにかくサイズに驚くばかりの鹿児島会場、これは隣の施設の拘置所でももしや音漏れくらい聞けるのではないか・・・というほどの規模に緊張はマックス。そしていざ、入場しようととうとうその顔認証の関門へ。可愛い二人のお姉ちゃんによる顔認証・・・どうなるんだ!と思ったその時「はいそれでは確認させていただきまーす」と目をみて言われたかと思えば次の瞬間そのお姉ちゃんたちが中腰でシンメにスライドして顔だしして決めポーズ。・・・これはあれだトレエンのネタ始めの決めポーズ、分かりますか。この分かりますかはポーズの話であってどうしてそんな確認方法になったかという難しい問題のほうではありません。あれなに全国統一されてたのそれともなに温暖な気候のせい?こちらだけでなくスタッフまで楽しくなっちゃてる陽気はそれなりによかったのですが、とかくデジタルと認証の意味を考えたあの夏が懐かしいです。

それでも万一億が一、その端末がどうにかなったら・・・と考えると生きた心地のしない数ヶ月間が終わったことは嬉しかったです。命からがら逃げ出しながらその端末を握りしめ、そんな肌身離さずと呆れられるほどにはドキドキしていました。アラートともう一つの心配事のためにです。もちろんあるんでしょうが救済措置だけは明確に何卒、と最新なのに突然フリーズも容易いスマホよりお送り致しました。