げーむの跡

襟足の行方

今はただ泣けばいい

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あんあんはまだ舐めるまでは見てないけど生きてます。こんな時も余震倒壊に怯えながらとりに帰ったチケット。ただただ笑顔で過ごしていい暖かい会場。道中のご挨拶する人々の励まし。置かれた募金箱。目にする全てに感謝です。
こちらの県のことを「市長より県知事よりも偉いのがくまもん」とおっしゃる方がおられますが間違っています。県知事<くまもんは個人差はありますが概ねその空気感で間違っておりませんが、正しくは「県知事<くまもん<<<<<市電の警笛」です。他県の市電に乗車の機会があるとこんなにも慎ましやかに鳴らしていてちゃんと運行できるのだろうか、路面バスやいきった一般車両を威嚇できるのだろうか、我が物顔で街中をすべるように走り回れるのだろうか・・・と心配になるほどです。そんな良く言えば威勢の良さが持ち味のその市電がですね、運行しはじめたはし始めたんですけどね、とっても静かなんです。とても今までとおなじ乗り物とは思えないほどに静かで、警笛なんか故障してないかと不安すら感じるほどです。臨む景色はもちろん違うものもありますが、その街を悼むように動いていたんです。ああ有事だ街は変わってしまったんだなぁ、と改めて感じもしましたが、それでも普段以上の人の入りでも着実に動いている様に「やらなきゃならん」と気概を入れなおした次第です。まだまだ揺れこそして生活そのものが安定もしておりませんが、多くのひとの温かい声でなんとか生かされておりますありがとうございます。差し当たっての目標はもちろん「どうにかどこかで一分間を拝む」です。現場、偶像、周囲の声・・・生きる糧はゴロゴロその辺にあるとても大事なものだしこれからも食らいついていこう!という一息入れなおすいい機会でした。まずはありがとうございました博さま。ただただ笑えることに感謝ですので、昨晩のウミガメの奇跡で表情筋の確認をされた方も多いと思いますありがとうございました。あれは地上波で流してくれていいレベルだったのだろうかともはや感謝の海でした。「・・今日の運転手さん機嫌悪そうだな、奥さんとケンカでもしたかな・・・」くらいの市電運行になりましたら復興したというところだろうなと個人的に思いますので、いつぞやおいでになる方がおられましたら一度ご確認くださるとありがたいです。尚、当県ではライオンは逃げ出しておりませんのでパンダさんだけは間に合っておりますので悪しからず。さぁ夜を待つ。