げーむの跡

襟足の行方

ハーフ

観てきました。
ネタバレ




というほどでないですが雑感。
「身内でちょっと遊ぶんで」
まさにそれをのぞかせてもらったような。きったはった片付いた的な大衆エンタテイメントではなく温度の感じやすい距離感で。そしてそれを遂行できる環境と心意気がもう・・最高でした。大人になると割りきったつもりでも納得いかないままの状況がゴロゴロ転がってて立ち向かうもクソも眺めるが精一杯の時もあるじゃないですか。チョココロネみたいな髪の毛のひとはいるんだけど、あれだ大変、同期の年の瀬のわたくしにはグッときました。青春はその人たちの中にあって初めて成立するので、終わるも終わらぬもあったと信じる人たちのもの。続いていくことだけが正義じゃございませんし、若い頃の輝きがあるからこそ現在の老いの多少も感じさせてしまうんですが、それでもあの時にピカンチという作品をこさえられていたという事実は確に実りで財産だなあと。そんなことを回想や少し濃くね?なメイクとかラッキーTKBから受信してました。出方がよかった。是非とも小館上映の強みをふんだんに利用して帰る頃には脇腹のつる作品を、青春を、その脱け殻をまた観たいです。元猿岩石のひとが画面にいただけ本望、kceでした。

あと、ギリギリ目の前を通過しかかけるオロC電車に両手を合わせて拝んだ女の話、等々は気が向いたらまた!