げーむの跡

襟足の行方

君には君の空があり僕に見えたのは

出ないまさかでない・・・・と世がざわめいていたときに別のことを考えていた。
ARASHI アラフェス'13 NATIONAL STADIUM 2013 【Blu-ray】(発売日以降出荷)

骨折り人が出てきたツアーの年に話は遡るんだけどさぁー。初の国立という素敵な不慮の事故の影に隠れたあのツアー。事故の光が強かったせいか、それともはたまた一部思想の傾きの強い演出のせいか・・という背景をも否定できない状況で映像化されていないあの初夏の話です。梅雨の湿度も手伝ってかムンムンと蒸し暑く艶っぽいロックな夢と、横っ面ひっぱたかれるようなリアル。その二つが容赦なく混在したあの夏はパッケージになることもなく『年一組』という目も眩む称号の初獲得のうしろっかわに通り過ぎていきました。無論、やることすべてがパッケージになることが当然ではないことも重々承知しながらです。それでもやはり何が原因なのだと想ってしまう考えてしまう答のでない己がずっと心にいたのです。
どうでもいい話ですけど、あの当時プレーヤーに落とすハードや録音環境が安定してなかったせいかシングルのハピネスやすてごーとアルバムのそれがちょっと違う仕様で入ってて、シャッフルで流してて高めのラが断続的に混じっててなにこの平成そこそこ経ったご時世でまさかの針飛び?*1*2ていうハピネステゴーがきこえるとおっシングルのか!とか、高い断続音聴こえない=おぉぉこれはこれはアルバム様の・・!となんでか襟を正す、という『ハピネステゴー占い』というものを超個人的に好んでやっているのですが。その襟を正すという感覚はここからきっと来るのだと想っているわけです。嗚呼最後のあの夏が観れる・・!でもすごくすごく綺麗!でもなく、今度のそれがキチンとそのままの形で後世も観れる事実に震えている。。光るそこがその場所だからという偶然と『タイミング』という神様の微笑みもありながらつーかきっと絶対寄せながら、創られたそれが時を越えて形を成しているという事実にちょっと色々震えている。あの遠い夏に『わたしはアイドルを愛しにきてるのであって政治をしにきているわけでない』と自分の言葉を以て意思を表した凛としたお姐さん方は今どこで見てるか見ていないかも、それだけ言葉を持っている姐さんが今それをみてなにをおもっているかも含めて、わたしはわからない。ただ、あの湿度の高い夢のようなリアルをなぜ、と考える呪縛から少しだけ放たれたような。そんな気分で綺麗な空をみています。外さない定番と化したあのハピネスはアルバムでいうとたいむっぽくて実はどりあら収録曲という事実。幸せは夢と現実の中にしかない。

*1:←わからない平成じゃんぷはご両親か祖父母くらいに聞いてみて

*2:余談の極みついでにいうと平成生まれの兄弟の爪の甘さを差すとき「がんばれよぉ平成じゃんぷぅぅ!」とうざガラむと十中八九無視してくれます。真っ当な人間になっていて姉ちゃんは嬉しいです。